過去の雑誌記事
LALALA magazine 10/23/2015より転載 文・柳田由紀子 写真家、石内都の「Postwar Shadows」展が、ゲティ美術館で開かれている(〜来年2月21日)。「横須賀ストーリー」「連夜の街」など初期の作品から、「キズアト」「Mother’s」他、現在に至る石内の足跡を…
LALALA magazine, the 09/18/2015 issueより転載文/柳田由紀子 あれは8月末の未明。トイレに起きた私は、不覚にも電源コードに足を絡めて転倒。左手甲を複雑骨折してしまった。以来苦節3週間。今、私は徹底的に思っているーーアメリカの病院には二度と行き…
月刊「ENGINE」(新潮社)2010年5月号より転載/文・柳田由紀子 モツを食べる女が増えている。ある有名焼肉店のオーナーは証言する。 「モツをがっつり食べる肉食女子が目立つ。昔は、女性はモツを敬遠していたのにーー」 子どもの頃、近所に食肉処理場に出…
月刊「旅」(新潮社)2005年8月号より転載/文・柳田由紀子 私事ながら、今、『木槿の咲く庭』(原題:When My Name was Keoko)という、韓国系アメリカ人作家が書いた小説を翻訳している(新潮社より刊行予定)。原題が暗示するように、この本の舞台は、「…
月刊「新潮45」2008年10月号より転載/文・柳田由紀子 貝類、乾き物、肉の内臓各種……かたい食べ物が大好きで、そんなものばかり食べていたら、とうとう奥歯にヒビが入り抜歯した。以来、3カ月余り、柔らかい食品を食べ続けている。「食物硬派」にとってはな…
「クロワッサン」(マガジンハウス)2011年4 月10日号より転載文・柳田由紀子 豆腐は緑茶をサプリメント感覚で摂る、肥満大国の食習慣。 「アメリカ人は、おいしいと思ってTofuを食べているわけじゃないですよ」 そう教えてくれたのは、アメリカの豆腐メーカ…
月刊「Playboy」(集英社)2003年3月号より転載インタビュー・文=柳田由紀子 全米で一番人気の娼婦とは、いったいどんな女性なのか? 「プレイボーイ」は、彼女の独占インタビューに成功。最高級娼婦賞受賞者、サマー嬢(チキンランチ所属)が語る”高級娼婦…
月刊「Playboy」(集英社)2003年3月号より転載/文・柳田由紀子 column: 映画の舞台にもなった「チキンランチ」159年の歴史 チキンランチの創業は、1844年に遡る。19世紀半ば、西部開拓の機運が高まるテキサスで、チキンランチは産声を上げた。当初の主たる…
月刊「Playboy」(集英社)2003年3月号 アメリカで唯一、売春が合法であるネバダ州には、現在33の公認売春宿がある。中でも「チキンランチ」は、売春愛好家グループによって“最優秀”のお墨付きを得た名館。全米のみならず、世界中の男たちを惹きつける”砂漠…
「クロワッサン」(マガジンハウス)2012年 11月25日号より転載/文・柳田由紀子 人生の「第三幕」を生きるジェーン・フォンダの実像が重なる。 やっぱりべらぼうに格好良かった、ジェーン・フォンダ。 昨年ロサンゼルスで見た芝居、『33の変奏曲』。フォン…
月刊「エンジン」(新潮社)2013年5月号より転載/文・柳田由紀子 photo by Masaru Suzuki イラストレーター、グラフィックデザイナーの和田誠さんは、アメリカの映画や音楽が大好きでとても造詣が深い。その和田さんが企画、監修、選曲をしたスタンダード・…
月刊「エンジン」(新潮社)2013年8月号より転載/文・柳田由紀子 シンクロコーチの井村雅代さんを、「感情的でおっかない大阪のオバハン」と認識している人は少なくないと思う。だけど、井村さんの新刊『教える力』を読むと、この人が並外れた客観性と慈愛…
月刊「新潮45」(新潮社)2008年7月号より 今年、新春早々うまい話が舞い込んだ。さる女性誌が、アメリカンエステの殿堂「ゴールデンドア」を体験リポートせよと言ってきたのだ。 ゴールデンドアは、サンディエゴ郊外にある超高級スパリゾート(アメリカでは…
月刊「ENGINE」(新潮社)2012年9月号 今、ロサンゼルスは”新装開店”した「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」のビルボートでいっぱいだ。「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」のテーマは「夢のカリフォルニア」だが、中味が全然「夢…
月刊「ENGINE」(新潮社)2008年11月号より転載/文・柳田由紀子 実現までに15年 今夏、アメリカで発行された「チャールズ&レイ・イームズ切手」が、売り切れ極近の人気である。 イームズ・チェアを筆頭とするさまざまな家具、イームズ夫妻が住まったケース…
月刊ENGINE(新潮社)2009年9月号 生きていた看護婦さん エディス・シャインは(27歳)は、その時、「一生懸命闘ってくれたんだもの、このままキスさせてあげましょう」と考えていた。1945年8月14日(日本時間15日)。ニューヨーク、タイムズスクエアは戦勝…
月刊ENGINE(新潮社)2009年12月号より。 真横は、ヒュー・へフナー 「お棺にうつ伏せ」なんて聞いたこともないけれど、この人の場合、そういう形で葬られている。 23年前に亡くなった実業家のリチャード・ポンチャーさん、享年81歳。なぜって、下にマリリン…