2015年07月01日

今夏も開催、フランク・ロイド・ライト作「バーンズダール邸」のワインティスティング

 この記事は、以下のサイトページに引っ越ししました。


 新世界遺産:フランク・ロイド・ライトの「バーンズダール邸」では、ワインティステイングができちゃうんです。
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2014年03月21日

巨匠ライトのガソリンスタンド、只今売り出し中

月刊「ENGINE」(新潮社)2004年4月号より転載/文・柳田由紀子


ライトのガソリンスタンド
 ライトのスタンドは、アメリカの北のはずれ、カナダに近いミネソタ州クロッケにある。厳寒の街。撮影日の気温はなんとマイナス20度! 

 その記事は、米ミネソタ州の超ローカル紙に載っていた。
「郷土の誇り、フランク・ロイド・ライトのガソリンスタンド、72万5千ドルで売り出し中!」
 72万5千ドル、日本円にしておよそ8千万円なる価格がいったい高いのか、安いのか? そもそも、ライトってガソリンスタンドを作ってたっけ? それにしても、なんでミネソタなんだ?? 
 むくむくむくと疑問符が湧いてきて、私は、ある日、北の街へと旅立ったーー。

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2013年12月18日

『タリアセン』から寄り道:フランスっぽいお洒落な街、ドゥビューク(アイオワ州)。

 Dubuqueと書いてドゥビューク(アイオワ州)と読みます。文字からもわかる通り、17世紀後半にフランス人によって作られた街です。街の名は、開拓者のひとり、ジュリアン・ドゥビュークに由来。ミシシッピー川以西は、ジェファーソン大統領が「ルイジアナを買収」する1803年までフランス領でした。
 地理的には、フランク・ロイド・ライトの「タリアセン」から約70マイル、車で南に40分ほど。アイオワ、イリノイ、ウィスコンシン各州が接する地点にあります(タリアセン=ウィスコンシン州)。


デュビューク.jpg
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2013年12月16日

「タリアセン」から寄り道:「ミネラルポイント鉄道博物館」は、南北戦争以前の駅舎。

 フランク・ロイド・ライトの「タリアセン」からの帰途に立ち寄った「ミネラルポイント鉄道博物館」を紹介します。

ミネラルポイント鉄道博.jpg
 1856年に造られた旧ミネラルポイント駅が、現在は鉄道博物館になっています。

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2013年12月15日

「タリアセン」から寄り道:湧き水や滝がある「ガバナー・ドッヂ・ウイスコンシン州立公園」。

 滝や湧き水が好きです。
 この秋、フランク・ロイド・ライトの「タリアセン」(ウイスコンシン州)を見学した帰途、素晴らしい湧き水に出逢いました。
 場所は、「ガバナー・ドッヂ・ウイスコンシン州立公園」。タリアセンからは約18キロ、車でほんの10分程度の距離にある自然いっぱいの公園です。敷地面積=5,350エーカー。

ガバナー・ドッヂ州立公園3.jpg


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2013年12月11日

「タリアセン」訪問時に泊まったミネラルポイントの「クオリティ・イン」が良い感じ。

 フランク・ロイド・ライトの「タリアセン」は、スプリンググリーンというウイスコンシン州の小さな町(村)にあります。近くの都市からのドライブ時間は以下の通り。
*シカゴから 3.5時間
*ミルウォーキーから 2.5時間
*ミネアポリスから 4時間
*セントルイスから 5時間

タリアセン

 したがって、タリアセンを見学する場合、その近くで1泊というケースが大半でしょう。現地、スプリンググリーンで評判が良いのは、「スプリング・ヴァレー・イン」。実際、私が宿泊の数日前に予約の電話をすると、9月中旬のオフシーズンだというのに満室でした。

 そこで、私はミネラルポイントという町/村(スプリンググリーンから約35キロ、車で30分)の「クオリティ・イン」に泊まりました。ツイン1泊、$89 .99(9月中旬)。豪華なものなど何ひとつないチェーン系モーテルですが、大変感じが良かったです。どれくらい感じが良かったかというと、あちら方面に行くことがあれば、次回も泊まろうと思うくらい。つまりは、真っ当なモーテルなのでした。フランチャイズでしょうから、みなさんが行かれた時に、オーナーが変わっている可能性もありますが、チェックする価値はあると思います(ホテルの場合、電話対応が良ければ、たいてい実際のサービスも良いです)。

クオリティ3.jpg
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2013年10月31日

フランク・ロイド・ライトに泊まる

 フランク・ロイド・ライトは91歳と10カ月の生涯に、計画案も含める828件の建築物を設計しましたが、実は、その中に宿泊できるものもあるんです。
 タリアセンの近くにも2軒あります。「the Seth Peterson Cottage (1958, Lake Delton)」「the Bernard Schwartz House (1939, Two Rivers)」。どちらも個人邸宅だったものを、現在は一般宿泊施設として開放しています。つまりは一軒家。少々宿泊費は張りますが、家族や友人を誘って泊まれば、かえってホテルより安い値段でライトの家の主気分を味わえるのですから、贅沢です。
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