2016年11月29日

世界の温泉:カリフォルニア州の「シカモア温泉」は、ピカイチの日本人好み

 このブログで他にも紹介してきたように、米国にはいっぱい温泉がある。

 1)欧州の伝統を継承した飲泉中心の療養温泉
 2)自然回帰派のヒッピーが保護する大自然の屋外温泉。
 3)家族総出で楽しめる保養地の温泉プール

 でも、日本人好みという点ではここがピカイチだと思う。カリフォルニア州中部、サンルイ・オビスポにある「シカモア温泉」。シカモアは、鈴懸の木の意。その名前の通り、シカモア温泉は鈴懸や樫の木立ちに囲まれた広大な敷地(約12万坪)に、南仏風の瀟洒な建物が立つ高級温泉ホテルだ。

シカモア温泉

 では、何が日本人好みかというとーー。
 @客室に露天風呂が付いている。
 A日帰り温泉用の露天風呂が24もある。
 B全個室なのでで入浴できる。
 C源泉が4カ所もあり、泉質は源泉によって「カルシウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉」または「炭酸水素塩泉に近い単純温泉」。うっすらと緑がかった温泉には硫酸塩が含まれているため、多くの日本人が好む硫黄の香りがする。
シカモア温泉

 D客室の温泉は好みの温度に調整できるから、熱い湯を楽しめる(〜40℃)。
 Eレトランがありグルメ料理を堪能できる(別料金)。
 Fスタッフが親切。日本旅館のようなホスピタリティを感じる。
 G客室にバスローブ(↑)あり。レストランを含む敷地内はどこでも着用OKなので、“浴衣でブラブラ感”を味わえる。

シカモア温泉

 どうです、好みでしょう? (↑)日帰り用の露天風呂続きを読む
posted by 柳田由紀子 at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

世界の温泉:シェラの山々を眺めつつ荒野で露天風呂を!「ベントン温泉」(カリフォルニア州)

 このところ仕事のしすぎなので、スカッとするためにカリフォルニア州中部、シェラネバダ山脈の麓にある「ベントン温泉」まで車を走らせました。この温泉の特徴は、荒野に露天風呂がたくさんあることです。しかも、我ら日本人にはうれしい高温。その上、裸で入ってOKであります!

ベントン温泉
 なみなみと満ちた温泉。いいでしょう? 周囲は人っ子ひとりいない原っぱ。

ベントン温泉
 ↑の湯船を反対の角度から眺める。ファッショナブルな若いカップルが入浴中。

ベントン温泉
 別の露天風呂からはシェラの山々が見えます。写真手前が湯船。

ベントン温泉
 こちらの湯船はちょっとスパニッシュな造り。

ベントン温泉
 これらの露天風呂はすべて、「ベントン温泉旅館(Inn at Benton Hot Springs)」にあります。

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posted by 柳田由紀子 at 02:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 世界の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月13日

世界の温泉:ツー・バンチ・パームズ(Two Bunch Palm)/砂漠の高級温泉は、〈掛け流し〉というより〈たれ流し〉の鷹揚さ

 砂漠の一本道で車を走らせながら、「今度こそは」と私はつぶやいていた。目指すデザート・ホットスプリングス(カリフォルニア州)は、その名の通り温泉が湧く砂漠の街。私が住むロサンゼルスからは東にほんの2時間だから、寒中にひと風呂浴びるには絶好の地だ。
 だが、過去ここに来る度に私は落胆していた。いわく、湯温が低すぎ、不潔、子どもが多すぎてやかましい‥‥。
 開拓者たちが、デザート・ホットスプリングスの温泉を発見したのは20世紀初頭のこと。次第に温泉を利用したホテルや病院が作られ、今では温泉付きホテルが百軒以上もあるという。中には「日帰り温泉可」もあり、安いところで7ドル程度。
 思えば過去の失敗は、この手の安湯に入っていた故と觀念した私は、今回、奮発して最高級スパホテル「ツー・バンチ・パームズ」(Two Bunch Palms)を訪れることにした。お値段、実に95ドル。いいえ、宿泊費ではありません、日帰り温泉料金です!

ツーバンチパーム温泉.jpg
 デザート・ホットスプリングス、「ツー・バンチ・パームズ」の源泉掛け流し露天大浴場。photo/ courtesy of Two Bunch Palms

デザート・ホットスプリングス.jpg
 1970年代のデザート・ホットスプリングス。ビルボードが「温泉の街」を宣伝。有名リゾート地、パーム・スプリングスからは車で20分弱。
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posted by 柳田由紀子 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月11日

世界の温泉:【コロラド州グレンウッド温泉・番外編】太古の神秘、ヤンパ洞窟蒸し湯

 アメリカNo.1の絶景ルート、「カリフォルニア・ゼファー号」、ソルトレイクシティ〜デンバー区間の魅力のひとつは、ちょうど真ん中にグレンウッド温泉駅があること。当地で有名なのは露天の千人風呂ですが、今日は番外編で世界でも珍しい天然の洞窟風呂を。場所は千人風呂のすぐ西、歩いて3分です。


ヤンパ洞窟蒸し湯
 石灰岩から成る神秘的な洞窟は大小合わせて3つ。摂氏50度の「含鉄−ナトリウムー塩化物泉」(千人風呂とほぼ同じ内容)が蒸気となって内部を満たす。太古のままの洞窟ながら極めて清潔。全世界から入浴客が集まる。要水着。photo/ Jack Aflack

 ここは、「ヤンパ洞窟蒸し湯」と呼ばれています。ヤンパは、ネイティブアメリカン語の「偉大な薬」の意。

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posted by 柳田由紀子 at 16:05| Comment(0) | 世界の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月29日

コロラド州グレンウッド温泉は、エメラルドな千人風呂

 米鉄道の中でも絶景列車の誉れ高い「カリフォルニア・ゼファー号」(Zephyr=西風、微風)。その中でもとびきりの山岳ルート、ソルトレイクシティ〜デンバー間のほぼ中間にあるのが、ロッキー山脈の麓にある「グレンウッド温泉駅」です。
グレンウッド温泉
photo: courtesy of Glenwood Hot Springs Lodge


 今日は「カリフォルニア・ゼファー号」の旅をちょっと寄り道。”列車&温泉”という、日本人が大好きなものが2つも揃った桃源郷を紹介します。

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posted by 柳田由紀子 at 08:20| Comment(0) | 世界の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月11日

世界の温泉:裸で入れる、熱っ〜いトルコ式ドーム浴場「ルダシュ温泉」(ハンガリー、ブタペスト)

「裸で入れる」+「42度以上の熱いお湯」は、日本人にとってとても大切なことだと思います。アメリカでは、5軒ほどそんな温泉を見つけましたが、ヨーロッパでは初めての経験。世界一の温泉都市、ハンガリー、ブタペストの「ルダシュ温泉」です!

 ブタペストには源泉が118カ所もあり、21度Cから78度Cの湯が毎日7,000万リットルもが湧出しています。私は、今回3つの温泉に入りました。どこも秀逸でしたが、あえて私のNo.1をあげればここ!

ルダッシュ温泉
 円柱、ドームなど、オスマントルコによる占領期の影響が色濃く残る地下の大浴場(係の人は「テルマ」と呼んでいました。英語がわからないスタッフが多いので、困った時はとにかく「テルマ」と連呼しましょう)。
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posted by 柳田由紀子 at 06:50| Comment(0) | 世界の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月09日

世界の温泉:ハンガリー、ブタペスト「セーチェーニ温泉」、宮殿のような千人風呂でチェスを

 幼い頃見た写真に、どこか〈外国の露天風呂でチェス〉をしている人々というのがありました。なんだかとっても優雅でバタ臭くて楽しげで、ひどく印象に残りました。大きくなったら行ってみたいけれど、いったいどこにあるの?ーー幼い私がそう思い続けて幾年月。このたび、遂に夢に見た温泉に入ってきました。ハンガリー、ブタペストの「セーチェーニ温泉」です!
セーチェーニ温泉
 まるで宮殿のような建物の前に広がる千人風呂。これがセーチェーニ温泉! 屋外の露天風呂(千人風呂/プール)は全3つ。ヨーロッパ最大の露天風呂といわれる。

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posted by 柳田由紀子 at 04:57| Comment(0) | 世界の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする