2015年01月11日

世界の温泉:裸で入れる、熱っ〜いトルコ式ドーム浴場「ルダシュ温泉」(ハンガリー、ブタペスト)

「裸で入れる」+「42度以上の熱いお湯」は、日本人にとってとても大切なことだと思います。アメリカでは、5軒ほどそんな温泉を見つけましたが、ヨーロッパでは初めての経験。世界一の温泉都市、ハンガリー、ブタペストの「ルダシュ温泉」です!

 ブタペストには源泉が118カ所もあり、21度Cから78度Cの湯が毎日7,000万リットルもが湧出しています。私は、今回3つの温泉に入りました。どこも秀逸でしたが、あえて私のNo.1をあげればここ!

ルダッシュ温泉
 円柱、ドームなど、オスマントルコによる占領期の影響が色濃く残る地下の大浴場(係の人は「テルマ」と呼んでいました。英語がわからないスタッフが多いので、困った時はとにかく「テルマ」と連呼しましょう)。
 16世紀中頃に建設された。中央の大きな浴槽を囲むように浴槽が全6つ。温度は16度C〜42度C。いちばん熱い42度Cのお湯(日本人がもっとも好む湯温です)は、天にも昇る極楽感。裸で入っても良し、水着でもオーケー。ハンガリー人もやっぱり裸の方が気持ちいいのか、裸の人が多かったです。

ルダッシュ温泉
「ゲッレールトの丘」の麓にある。丘の地下から源泉がこんこんと湧いているという。温泉分析表は入手していませんが、入浴した感じとパンフレットから考えるに、同じブタ側にある「ルカーチ温泉」(「カルシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉」、あるいは「カルシウム・ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉」)と極めて近い泉質と思います。硫黄の香りがする、とても温泉らしいお湯。さらに、ルカーチにはないラドン成分も。薬効あらたかなんでしょう、「ここからは医師予約のある人のみ」と注意書きされた一角がありました。


ルダッシュ温泉
 地下大浴場(テルマ)の他にも浴槽やプールが6つ。こちらは、中世的な地下浴場とは打って変わって現代的。水着着用。地下大浴場=月、水、木、金が男子のみ、火は女子のみ。土日は混浴。火曜に行ったので私は地下大浴場(テルマ)に入れましたが、同行の夫はそれ以外のお湯のみ。彼によれば、湯温もそれなりに高かったし、屋上に露天風呂もあり、ドナウ川やペスト側の景色が素晴らしかったとのこと。なお、地下大浴場(テルマ)抜きの入浴料は少し安く設定されています(詳細は文末のHP参)。

ルダッシュ温泉
 館内には飲泉所が何カ所も。他に、エルジェーベト橋の袂に、ルダシュの温泉を飲ませてくれるカウンター式飲泉所があるようです。

ルダッシュ温泉
 更衣室。地下大浴場(テルマ)の入湯料を払うとこの部屋に通される。小さな更衣室をひと部屋使えるので便利。更衣室にはヘアドライヤーも。

ルダッシュ温泉
 シーツのようなタオルも1枚支給される。

ルダッシュ温泉
 トルコ占領期から伝統の温泉用エプロン、kötény(クテーニ)。地下大浴場(テルマ)に入る場合、希望すれば1枚支給される。要するに裸隠し。男用もあって、そちらは越中褌風。男女とも後ろは隠れずお尻丸出しなので、ちょっと間抜けかも。今回はひとりだけ、これを着て入浴しているハンガリーの老婦人を見かけました。

ルダッシュ温泉
【行き方】:エルジェーベト橋の袂、ドナウ川に面したブタ側にある。路面電車は18、19、バスなら5か7で。地下鉄だと4番ラインのSzent Gellért tér下車(この駅の目の前には「ゲッレールト温泉」があります)、ドナウ川沿いを北へ徒歩15分。
 外観は西欧風ですが、地下大浴場(テルマ)はとってもオリエント。トルコ占領期や第二次大戦(ハンガリーはナチドイツ側についたので、ブタペストは徹底的に破壊されました)を生き抜いた温泉に、歴史を感じ敬意を払って入湯しました。
 なお、お隣のルダッシュ・レストラン&バーは、2014年12月にオープンしたばかり。

 ハンガリーの温泉浴場は、ローマ人に由来します。ローマ人、誠に温泉ずきですね\(^o^)/。ブタペストの北、オブタという地区にそれらの遺跡が残っているようです。今回は時間切れでしたが、このオブタや市内のトルコ風温泉、「キラーイ温泉」(裸で入れるらしい)を、次回是非訪ねたいと思っています。





Rudas Thermal Baths and Swimming Pool
Address: H-1013 Budapest, Döbrentei tér 9.
Phone: 356-1322
時間: 6:00am〜8:00pm
(地下大浴場/テルマ=月、水、木、金が男子のみ、
火は女子のみ。土日は混浴。
また、金土は夜10時から朝4時まで
男女混浴パーティあり)
料金:平日2,400 HUF〜、週末3,400 HUF〜
*1 HUF=0.44yen (2015/1/10)
クレジットカードOK。
貸出:水着、タオル。
各種マッサージあり。詳細は下記HP参。
ヘアドライヤーあり。






 photo 6.JPG
*絶版ながら名著です。もちろんブタペストの温泉も登場。






posted by 柳田由紀子 at 06:50| Comment(0) | 世界の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]