過日も、取材でシリコンバレーに行って来ました。今回は「弘文その人」というより、「弘文とジョブズ」が主題。それで、ジョブズの足跡を求めて自宅周辺を歩いて来ました。


ただし、やはり個人邸ですので住所はここに記しません。英文でネット検索すればいくらでも出てきます……。
Caltrainは、サンフランシスコから、サンノゼ他、シリコンバレーの各街、そして(かつてはニンニクの一大産地だった)ギルロイまでを結ぶ近郊電車。ホームに切符の自販機あり。お札もオーケー。1ドルコインがおつりで出てくる。クレジットカードも、VISAかMASTERならオーケー。
→ギルロイがニンニクの一大産地になったのは、
戦前、ここに日系人の「ニンニク王」がいたから。
詳細を知りたい方はこちら。
『宿無し弘文ースティーブ・ジョブズの禅僧』(柳田由紀子著/集英社インターナショナル/1900円+税)増刷出来!
なお、車なしでシリコンバレーを旅する際、以下のサイトがすこぶる便利です。検索した時点で、一番早く目的地に着く電車とバスの手段を教えてくれます。
1)http://www.caltrain.comに行く。
2) 上部、真ん中辺りにある「Stations」をクリック。
3) 目指す駅名をクリック(今回ならば「California Ave.」)。
4) 写真下、駅の住所の下にある「Google Maps」(赤字)をクリック。
5)左上に「California Ave. Caltrain Station」と出てきましたよね? その下に目的地の住所を書き込み、Enterを押す。
6) と、ほら、行き方が出てきましたね!
以下は、Caltrainの路線沿いにあるジョブズやアップル関連のビル他について。

住所:340 University Avenue, Palo Alto, CA 94301
phone: (650) 798-2800
また、パルアルトには、一時NeXTの本社だったビルもあるそうです。
住所:3475 Deer Creek, Road Palo Alto
他にパルアルトには、ジョブズ気入りのイタリアン・レストラン、「IL Fornaio」(520 Cowper St, Palo Alto, CA 94301)もあります(Garden Court Hotel内)。ここには行って食べて来ましたが、いや〜、おいしかった! ペスカトーレを頼んだのですが素晴らしかった。一般にアメリカのイタリアンって、パスタを茹ですぎているんです。私のイタリア人の友人などは、どんなレストランでも注文時に必ず、「おたくの普段の茹で時間の2/3で茹でてくれ」と頼むくらい。ところが、この店のパスタは完璧なアルデンテでした。きっと、口うるさいジョブズが厳しく指導したにちがいない、などと考えながら完食。税金やチップを入れると30ドルくらいしちゃいますが、納得の味でした。
「海岸沿いに、オフホワイトの壁に緑のガラスという2階建てのビルがふたつある」
「100万ドルも費用をかけてI・M・ペイが作った」
「エレガントにカーブした自立式階段」
と、『iCon−−スティーブ・ジョブズ 偶像復活』(東洋経済新聞社)に書かれています。元NeXT社員に確かめたところ、この記述に間違いないとのこと。その方がおっしゃるには、「ビルとビルの間の道が殺風景だった。そしたら、スティーブがジェームズ・ヒガをつかまえて、『日本の庭みたいに小石を敷き詰めろ。日系人なんだからできるだろう』って、また強引なことを(笑)。で、結局『石庭』っぽくなったんだよ」。
おもしろいですね。ただし、アポがない限り中には入れないので、私は行きませんでした。
住所:900 Chesapeake Drive, Redwood City
そして、このあたりのメインスポットといえば、やはりアップル本社のアップル・カンパニーストアでしょうか。ここにも、電車やバスで行くことができます。
アップル本社の最寄り駅、Sunnyvaleには他に、有名なガレージ・オフィス後に設けた、アップル最初のオフィスビルも残っています。ジョブズの友人でだったダニエル・コトケさんによれば、平屋建てだそうです。
住所:20863 Stevens Creek Blvd, Cupertino, CA 95014
ところで、シリコンバレーのホテルはどこも高いですね。リーズナブルなホテルなら、ここがおススメです。
→「シリコンバレーの安いけど感心なホテル:レッドウッド・シティの『Pacific Euro Hotel』」
(右)ジョブズと彼が師事した禅僧の交流を描いたコミック『ゼン・オブ・スティーブ・ジョブズ』(集英社インターナショナル、私が翻訳しました)と、(左)『iCon−−スティーブ・ジョブズ 偶像復活』(東洋経済新聞社)。
弘文さんは新潟加茂市出身で弘文さんの姉の息子とわたしは付き合っていて一緒にリゾートバイトに行きお金をためカナダへワーキングホリデービザで行きそれからUSへ入りいろいろ車で放浪しキャンプし弘文伯父さんの住むレッドウッドシティへと着きました。
写真のお屋敷と思いますがもう少し大きかったような。
スパニッシュスタイルの古いお屋敷ですよね?
校庭ほどの芝生の庭とチャペルまでありました。
おどろかれるでしょうが本当なんですね。
レッドウッドシティの前にはニューメキシコ、タオスの小さな素敵なアドビースタイルのお寺にも滞在しました。
きっとあのお寺もスティーブさんが建ててくださったんでしょうね。と思います。
レッドウッドシティに滞在している時1度スティーブさんご夫妻が当時の彼に会いに来てくれました。彼は何回かアメリカに行っていたため初めてではありませんでした。
奥さまが桃のような頬をしていたのが印象に残っています。
余談ですが好文さんの当時のパートナーのステファニーさんはとてもヘルスコンシャスでした。
みなさんあの周りはベジタリアンでヘルスコンシャスでわたしは多いに感化されてわたくしも今はそんな生活をしてます。
彼とは5年一緒でしたが縁なく別れました。未だに間接的にはつながっていますが。
弘文さんによく似た彼でした。
なつかしいので書き込んでしまいました。
失礼しました。
貴重なコメントをありがとうございます。驚きました!
まず、滞在されたのは以下の邸宅だと思いますが、いかがでしょうか?
http://en.wikipedia.org/wiki/Jackling_House
それから「20年前」とのことですが、正確な年月を教えていただけますか? 弘文師は、その後あの家を出て、2度目の奥さんと別の場所で暮らし始めます(ともこさんが会われた方ではありません)。その年が、いまだにはっきりしないのです。
なお、タオスの家に関してはジョブズは援助していません。別のスポンサーです。ただし、ジョブズがその家を訪問したことはあったそうです。
http://yukikoyanagida.seesaa.net/article/383278208.html
「弘文さんによく似た彼」ーーお逢いしたいですね!
コメント、多謝です。質問の件、よろしくお願いいたします。