2014年04月02日

大阪「たこ梅」でクジラのおでん

 別府取材の帰途、乗り換えの新大阪でちょっと寄り道。関東煮(おでん)の老舗、名店の聞こえの高い「たこ梅」(1844年・弘化元年〜)分店に行きました。

 目当てはクジラです。
 初めて「コロ(クジラの皮)」を見たのは、就職した夏の大阪出張時。お店の名前は忘れましたが、おでん屋さんに入ると、隣の人が、「名刺大の黒くて四角いもの」を食べていました。私が生まれ育った東京では、見たことのない食べ物です。聞けばクジラの皮だという。すかさず注文したところ、おいしかったなあ。スポンジみたいな食感で、噛めば出汁がじゅわっ。で、その後に、「さらしクジラ」のようなあっさりした脂っけがじんわり。

たこ梅
 お皿の上にある3点がコロです。
「たこ梅」のコロは、予想よりとても小さかった(3個が串に刺さって900円)。もっとも、私が初めてコロを食べたのは30年も前だから、クジラ自体の価格が全然違うんでしょうね。クジラの高級化は、給食にクジラが出てきた昭和30年代生まれとしては感慨深いものがあります。

「たこ梅」には、クジラの舌「さえずり」もありました。隣の人が頼んでいたので盗み見させてもらいましたが、コロよりさらに小さいサイコロサイズ。それが、やっぱり串に3個刺さって900円。食べたことがないので食べたかったのですが、そうするとコロさえずり=1,800円でしょう。こんな小さなものに、それもおでんに1,800円はなんだかなあ〜と注文を思いとどまりました。

たこ梅
 その代わり、「クジラすじ」(写真上)を注文しました。こちらは、お皿にゴロゴロとたっぷり入って、ひとりでは持て余すほど。これが800円は納得でした。すじを食べた直後に新幹線に乗ったのですが、手がクジラ臭かった。洗っても落ちないの。牛すじとは明らかに違う、獣と魚の間の匂いでした。

 ウーロン茶(風邪でアルコールを飲めず)、コロ、クジラすじ、つみれだんご、タマゴで、しめて2,700円。高いといえば高いね。それと、出汁が東京もんには薄すぎました。「たこ梅」、私はもういいかな。いや、さえずりだけはいつかまた食べに行こうか。

たこ梅

たこ梅 分店
大阪市北区角田町9-25 新梅田食道街1F
phone: 06-6311-3309
平日:16:00~22:50、土日祝:15:00~22:50、
年中無休(年末年始除く)










posted by 柳田由紀子 at 13:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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