夜明け前のサンアントニオ駅。メキシコっぽい。サンセット・リミテッド号は、アメリカとメキシコの国境線を舐めるように通ってニューオリンズまで行く。
朝、7時少し前、サンアントニオからシカゴを目指して北上する「テキサス・イーグル号」に乗り換え。まだまだ旅は続く。あと1泊2日。
ここからは寝台車ではなく、普通車で。普通席とはいえ、飛行機のビジネスコーチ並みの広さ。しかも、すいているから2席独占。小柄な私は、すっぽり横になれる。ご機嫌ちゃん。
例によってなんのアナウンスもなく20分遅れで、7:20に出発。3日目の夜が明けてきました。
コロラド川の向こうにテキサス州オースティン。列車は、大小の街をきめ細かく停車しながら北上中。
テンプル駅(テキサス州)にはプルマン社の車両他、歴史的な車両が4、5台、屋外展示されていた。停車時間短く、車窓から眺めるのみ。
駅と駅の間は穀倉地帯。この辺りはアメリカ人の胃袋を支えている地域。
長距離列車の旅、4種の神器。昼食はこれで。売店まで「赤いきつね」を持参し、「お湯をください」と言ったら無料で熱湯を入れてくれました。ちなみに、ロマンスカーで同じお願いをした時には、「紅茶を買って、ティーバックを使わずお湯だけ使ってください」と言われた。カップラーメンを満たすためには、3、4個=千円近く払わないとならなかったのであきらめました。
ダラス、テキサス。荒野もいいけど大都会も魅惑的。それにしてもテキサスは広い。昨日の午後からずっとテキサス州だもの。今、夕方4時頃。
テキサスの森林地帯。展望車両が緑に染まっている。
エアコンの効きすぎで、こっちはセーター着てマフラー巻いてるっていうのに、この人は短パンにタンクトップ。アメリカではよくあるパターン。
森あれば湖もあり。まだ、テキサス州。
犬を連れた伯父さん。盲導犬とか、そういう特殊な犬ではありません。だけど、デカいな、この犬。おじさんもデカいけど。アムトラックはペット可なんですね。おじさんは、犬に紐をつけてよく車内を散歩してる。あと、停車駅では必ず降りて散歩とトイレをさせている。
テキサス・イーグル号は、テキサス州サンアントニオとシカゴを結ぶ。
本日も、日が暮れてまいりました。