2020年02月22日

about 柳田由紀子(やなぎだゆきこ)

 2016年11月1日より『新潟日報』にて、「スティーブ・ジョブズが愛した禅僧ーー乙川弘文」を毎日連載!

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2017年03月15日

今日のおつまみ:カニ鍋

〈小鍋仕立て〉なるものを知ったのは、池波正太郎の随筆を読んだ時。江戸っ子で稀代の食通だった池波は、鍋焼きうどんの食器みたいな小さな鍋に、食材を二、三品だけ入れて、小粋な〈小鍋仕立て〉をささっと作ってみせる。

カニ鍋
 季節は三月。こちら、ロサンゼルスは暖かくなってきたので、これがこの冬最後の〈小鍋仕立て〉の思いを込めて、市販出汁を使った超簡単な〈カニ鍋〉を作ったとさ(調理時間10分弱)。

カニ鍋
 用意するもの=ズワイガニ、白菜、市販の白出汁。
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2017年03月07日

今日のおつまみ:鴨鍋

 ゆく冬を惜しんで、今夜は〈鴨鍋〉をこさえました。〈鴨鍋〉といっても、大袈裟なものではありません。蕎麦つゆを使った超簡単〈鴨鍋〉です。まあ、15分もあればできちゃいます。

鴨鍋
 用意するもの:鴨(骨抜き胸肉)、ネギ、蕎麦つゆ、できれば山椒と柚子。

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2016年11月29日

世界の温泉:カリフォルニア州の「シカモア温泉」は、ピカイチの日本人好み

 このブログで他にも紹介してきたように、米国にはいっぱい温泉がある。

 1)欧州の伝統を継承した飲泉中心の療養温泉
 2)自然回帰派のヒッピーが保護する大自然の屋外温泉。
 3)家族総出で楽しめる保養地の温泉プール

 でも、日本人好みという点ではここがピカイチだと思う。カリフォルニア州中部、サンルイ・オビスポにある「シカモア温泉」。シカモアは、鈴懸の木の意。その名前の通り、シカモア温泉は鈴懸や樫の木立ちに囲まれた広大な敷地(約12万坪)に、南仏風の瀟洒な建物が立つ高級温泉ホテルだ。

シカモア温泉

 では、何が日本人好みかというとーー。
 @客室に露天風呂が付いている。
 A日帰り温泉用の露天風呂が24もある。
 B全個室なのでで入浴できる。
 C源泉が4カ所もあり、泉質は源泉によって「カルシウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉」または「炭酸水素塩泉に近い単純温泉」。うっすらと緑がかった温泉には硫酸塩が含まれているため、多くの日本人が好む硫黄の香りがする。
シカモア温泉

 D客室の温泉は好みの温度に調整できるから、熱い湯を楽しめる(〜40℃)。
 Eレトランがありグルメ料理を堪能できる(別料金)。
 Fスタッフが親切。日本旅館のようなホスピタリティを感じる。
 G客室にバスローブ(↑)あり。レストランを含む敷地内はどこでも着用OKなので、“浴衣でブラブラ感”を味わえる。

シカモア温泉

 どうです、好みでしょう? (↑)日帰り用の露天風呂続きを読む
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2016年10月08日

世界の温泉:シェラの山々を眺めつつ荒野で露天風呂を!「ベントン温泉」(カリフォルニア州)

 このところ仕事のしすぎなので、スカッとするためにカリフォルニア州中部、シェラネバダ山脈の麓にある「ベントン温泉」まで車を走らせました。この温泉の特徴は、荒野に露天風呂がたくさんあることです。しかも、我ら日本人にはうれしい高温。その上、裸で入ってOKであります!

ベントン温泉
 なみなみと満ちた温泉。いいでしょう? 周囲は人っ子ひとりいない原っぱ。

ベントン温泉
 ↑の湯船を反対の角度から眺める。ファッショナブルな若いカップルが入浴中。

ベントン温泉
 別の露天風呂からはシェラの山々が見えます。写真手前が湯船。

ベントン温泉
 こちらの湯船はちょっとスパニッシュな造り。

ベントン温泉
 これらの露天風呂はすべて、「ベントン温泉旅館(Inn at Benton Hot Springs)」にあります。

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2016年08月27日

本気料理のレシピ:牛テールの中華風煮込み

 
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2016年08月09日

「差別戒名」があったなんて知らなかった‥‥。

 少し前になりますが、日本に一時帰国していました。その間に、曹洞宗の大本山、横浜鶴見の總総寺を訪ねました。總総寺は、私がこの何年間も取り組んでいる故・乙川弘文スティーブ・ジョブズの禅の師)が、短期間、修行したお寺です(弘文の所属は永平寺)。また、13歳だった弘文を得度した故・乙川瑾映(きんえい)禅師が、昭和52〜57年まで貫主だったお寺でもあります。
 それで、『總持寺の歴史』(竹内道雄著、吉川弘文館)を読んだのですが、以下の文章がありハッとしました。

「長年にわたり被差別部落の方々に『差別戒名』を付与してきた」

差別戒名」などというものが存在したこと自体を、私は知りませんでした‥‥。亡くなってまで、そんな陰惨な仕打ちなんて。


 ちょっと調べたところ、wikipediaにも「差別戒名」のページがありました。
被差別部落民が文字の読み書きが出来ない事に付け込んで、戒名に被差別部落民の墓だと分かる特定の文字や形式を用いることがあった」
 具体的には、「革」「僕」「屠」の他、「禅畜門(男)」「屠士(女)」「革門」「僕男(女)」「鞁男(女)」「非男(女)」など、当時の日本人ならすぐにぴんとくる戒名を付けたようです。

 
 さらに信じられないのは、「戦後には、寺の敷地内に侵入して、ある人物の先祖の戒名を探し出し、その人物の祖先の出自を調べる差別事件が問題となった」。
 ゲスというのは、こういう行為を指すのではないか。ぐっと落ち込みますが、この日本の歴史を受け止めていくしかありません。

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 偶然なのですが、私が總持寺に行った日にこんな看板がありました。差別戒名物故者法要のお知らせ。過去の過ちを反省し、現在總持寺では、こうした慰霊法要や差別戒名の墓参を行っているそうです。

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 この日、私は總持寺の参禅会(坐禅の集まり)に。日時の都合で「英語坐禅コース」に参加しました。外国の方々向けのコースだから(日本人でもOK。ただし説明は英語)、短くて楽ちんかと思っていたらとんでもない! 約40分の坐禅+経行(歩く坐禅)約10分+再び30分くらいの坐禅と、みっちりでした。


被差別部落.jpg
 總持寺には、横綱、大錦卯一郎のお墓も。相撲ファンとして慎んで手をあわせる。大錦は、角界から引退後(実際には廃業)、早稲田大学政経学部に入学した稀有な横綱。

  
 
(左)『日本の路地を旅する』(上原善広著、文春文庫)は、被差別部落についてよくわかる名作。大宅壮一ノンフィクション賞受賞。被差別部落を知りたい人は必読。(中)少々難解だけど總持寺の詳細がわかる『總持寺の歴史』(竹内道雄著、吉川弘文館)。(右)禅僧、乙川弘文とスティーブ・ジョブズの交流を描いた、米フォーブス社のコミックブック、『ゼン・オブ・スティーブ・ジョブズ』。僭越ながら私が翻訳しました。
posted by 柳田由紀子 at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 路地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする